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郊外で生活するようになって、すぐそこのパリも遠のいてしまいましたが、このところ一寸いたキッカケもあってまたパリに出掛けるようにしています。パリは奥深く、建物ひとつとってみても複雑で簡単には捉えきれない。だから描きがいがあるとも言えますが、とにかく今はあまり多くのことは考えないで、まずはシテ島・サンリュイ島を描こうとしています。このあたりはすでに一度は描いた構図が多いのですが・・・・・全く同じ場所でも、決して同じではない。時の流れとともに風景の対象物も生死があり、ちゃんと呼吸している。だからそこに再び描く意味を感じている。そんなきょうこの頃です。
2006年2月 吉岡和紀
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